僕たち「親」ってヤツは、 いったいどれだけ子供に小言を言っているんだろう?
いったいどれだけ子供に説教してるんだろう?
いったいどれだけ子供に絶叫してるんだろう・・・
仕事が終わると食事の用意をし、食事が終わっても洗濯物をたたみ、子供を風呂に入れ、歯を磨いて、ハイテンションな子供を寝かせる・・「早よ寝ろ!!!!」
・・・多忙極める日常の中で、気がつくと条件反射の様に常にブツブツわめいている自分が居る。
たいていブツブツ言ってしまっている日の小言の7割は「必要無い小言」だ。
いちどブツブツ言い始めると、なんというか気持ちがザワザワして落ち着かなくなる。
そして、子供に小言を浴びせ続けるモードに入っちゃう。
子供の気持ちになってみよう、やることなす事すべてに否定的な言葉をくらう。
想像してみよう、否定的で感情的な言葉をくらい続ける毎日・・。
きっと子供達は自分が親にとって「迷惑」であるかのように感じてしまうことだろう。
親はいったい誰のために毎日小言を言うのか?
そりゃ、「親(自分)」のためだ。
「早く片付けろよ!(こんな部屋じゃオレは落ち着けないよ!)」
「こぼすなよ!(またオレの仕事が増えたじゃないか!)」
「もっと上手く箸を持てよ!(他の子はちゃんとやってるんだろ!)」
ちょっと辛辣に表現してみるとこんな具合なんだろう。
実は親は崩れたかけた自分の精神を安定させるために子供を攻撃してしまっているんじゃないのかな?だとしたらそれは全く子供のためにはなっていない・・・orz
ボクは「子供にとって〝失敗〟も〝経験〟なんだ」と強く思うようにしている。
味噌汁をこぼすことも、バカみたいに同じ言葉を叫び続けるのも、彼らにとっては「経験」、人生を構成する大切なデータの一つだ。
失敗の積み重ねが成功へのプロセスであることを僕たち大人は知っている。
知っているなら、彼らの失敗も賞賛してあげるべきだ。
怒っているのは親の手間が増えるから、親の予定が狂うから、あと、親が劣等感を感じるから・・。
本当に必要な小言をなるべく少なく手短に話すようになってから、子供達はボクら親の言うことに耳を傾けてくれるようになった。
ボクの考える小言バランスは夫婦あわせて1日3回。
それ以上怒っても、なんにも良いことないんだから。 子育て関係の記事はコチラからもご覧下さい。